キャリアを途中で終わらせたくない、
そう思わせる理由がたくさんある会社
K.N
缶材営業部
缶材グループ
缶材第1チーム
2011年入社
M.S
法務グループ
2012年入社
S.Y
財務部
資金グループ
2001年入社
鋼板や樹脂など、幅広い産業に重要な部材を供給している東洋鋼鈑。その中で活躍する女性社員たちは、何を想い、どのような期待を抱いて入社したのか。そして、入社後にどんなキャリアを歩んでいるのか。夢は?目標は?・・・そんな様々なテーマで、様々な部署から3人に集まってもらい、自由に語り合ってもらいました。
入社を決めた理由を教えてください
M.S
私はもともとメーカーをまったく考えていなくて、大学で学んだロシア語と英語が活かせる海運や国際物流の業界を志望していました。そんなある日、メーカーにも国際物流機能を持った企業があると知り、海外輸出をしている企業を探して、当社にたどり着きました。
K.N
私は文系ということもあり、鉄鋼、樹脂業界は全くみていませんでした。就活中に偶然出た会社紹介セミナーで当社を知り、身近で使われている製品を供給していること、社会にとって大切な事業を担っていることが分かり興味を持ちました。ご対応いただいた人事の方から、人柄の良さそうな会社だなと感じられたのが決め手です。
S.Y
皆さんと違って、私は最初からメーカー志望でした。大学時代にある鉄鋼メーカーの工場を見学する機会があり、その迫力に圧倒されたのがきっかけです。当社を選んだのは1社1工場で、巨大過ぎず、小さ過ぎず、自分の実力が発揮しやすそうだからと考えたからです。
K.N
当社って何をしている会社かイメージしにくいためか、友人に「どんな会社なの?」ってよく聞かれますよね。私は「缶コーヒーやお菓子の缶の材料をつくっている会社だよ」と伝えます。誰もが手に取ったことのある製品を言うとイメージがしやすいみたいです。
現在のお仕事をお聞かせください
K.N
製缶メーカーに、材料を供給する営業活動を行っています。一定量の受注が見込めるお客様ですが、急な発注にも迅速に納品できるよう、普段からコミュニケーションを密に取って需要動向を把握しておくことが大切な仕事です。工場の生産状況も頭に入れなければなりません。
M.S
法務グループの私は、契約書のチェックを任されています。様々な形態の契約書等を日本語、英語問わず審査しています。契約内容が当社にとって不利ではないかとか、契約そのものに無理はないかとかを法律と照らし合わせながら様々な角度から確認する仕事です。
S.Y
二人とも、まだ若手なのに大活躍ね。
K.N
M.S
入社後配属された生産管理での3年間の業務の中で得た経験と人脈が役立っています。
S.Y
二人とも工場勤務の経験があるのね。私は入社してから一貫して財務部門。販売代金の回収、手形の処理、債務の支払いなど、会社のお金に関わる業務全般を経験してきました。現在はリーダーとして資金計画の立案やデリバティブ取引なども任されています。
M.S
経営にとってすごく重要なお仕事ですね。どうしたらそこまで任せてもらえるようになるのですか?
S.Y
1〜2年目はルーチンな作業を覚えるだけで必死でしたよ。3年目あたりからやっと余裕が出てきて、財務に関するいろんな勉強をしたいと思うようになりました。それで簿記の勉強などをスタートしました。あとは上司や先輩から厳しくも温かい指導を受けながら、ひとつひとつ学んでいきましたね。
K.N
以前、中国にも赴任されていますよね。
S.Y
ええ、上海で財務企画系の要員として、3年ほど赴任しました。
ライフイベントとの両立は大変ですか?
K.N
私は、これから結婚や出産、子育てといったライフイベントを迎えても、仕事を継続していきたいと考えています。実際に産休と育休を取得して復帰されたSさんは、不安とかありませんでしたか。
S.Y
私は10年ほど前に産休と育休を取得していますが、当時は前例が少ししかなく、不安は多少ありました。以前に育休を取られた先輩に何度もアドバイスを伺いました。今では制度も整い、取得事例も増えたため、戸惑うこともないと思いますよ。
一番嬉しかったのは、職場の周囲のみんながとても協力的だったことです。休職中、私の業務を快く代行して頂き、とても助かりました。
M.S
復帰もスムーズでしたか。
M.S
ええ、復帰から数年は早めに出社して早めに退社するような時差勤務を活用して、夫と協力して幼稚保育園への送り迎えをこなしていました。時間の効率的な使い方が上手くなりますよ。
K.N
Sさんのような先輩の存在は心強いです。復帰して役職にも就かれて、本当に仕事と子育てが両立できる会社なんだなというのが伝わってきます。
これからどんなキャリアを
築きたいですか?
K.N
私はお客様側にも工場側にも人脈が広がったので、受注から生産、物流、納品までのサプライチェーンをもっと効率化する業務設計を手掛けたいと考えています。
M.S
私は何事に対しても好奇心が旺盛で1つのことを長く行うことは苦手なのですが、法務の仕事は奥が深く、あと数年は続けたいと思います。その後は事務系総合職の範囲で、様々な職務にチャレンジしたいと考えています。
S.Y
私はグループリーダーになってまだ1年半。マネジメントの面でまだまだ学ばなければならないことがたくさんあります。そうしてメンバーの指導を進める一方で、財務部門の一員として経営判断に大きく貢献できるような重要な業務を担いたいですね。